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[tips] 紅茶を家庭で美味しく淹れるコツ (3) 美味しく淹れるには最低でも2杯分。

2014.6.20.

今回は、紅茶を淹れるお湯の量のお話をさせていただきます。

みなさん、紅茶用のティーポットってだいたいサイズが同じになっていることはご存じですよね? 実はこれにも理由があるのです。紅茶の味を決定づける、「ジャンピング」という作用が起きるためには、最低限このくらいのサイズでないといけない、という長年の積み重ねから生まれた大きさなんですね。

先日から何度か「ジャンピング」という言葉を使ってきましたが、今回のコツもこのジャンピングに関連しています。

ジャンピングというのは茶葉を入れたティーポットにお湯を注いだ後、自然にポットの中で対流が起きて、茶葉が浮き上がったり沈んだりを繰り返す状態のことをいいます。ジャンピングは茶葉からバランスよく香りや水色がお湯に移っていく状態の目に見える証拠とされています。

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簡単にいえば、ジャンピングが起きない淹れ方になってしまうと、あまり良い味の紅茶を飲むことができない、ということです。そしてそうならないために重要なのは、「お湯の温度をなるべく下げないこと」。

本日のテーマに戻ると、ほとんどの方が想像されるはずの一般的なサイズのティーポットは、基本的にはティーカップでおよそ2.5杯分を想定して作られています。ですから、たとえお1人で飲まれるような場合でも、ティーカップ1杯分、というような淹れ方ではジャンピングが起きず、なかなか良い風味が出にくくなります。

ティーポットにしっかりお湯が入る量、概ね350cc前後のお湯を沸かして紅茶を淹れることをおすすめします。一般的なペットボトル飲料の量が500ccですから、そこからイメージしていただければわかりやすいでしょうか。

ということで、今日の「紅茶を美味しく淹れるコツ」は

「1回で最低でも2杯分の紅茶を淹れる」

でした。